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マンションのネズミ対策完全ガイド!原因から駆除費用相場まで

家の中でネズミの気配を感じて不安になっていませんか。
夜中に天井裏からドタバタと走り回る物音が聞こえたり、キッチンの隅やベランダで黒いフンを見つけたりすると、「もしかしてマンションにネズミが侵入しているのでは?」と非常に心配になるものです。

特にマンションやアパートのような集合住宅では、一度ネズミが住み着くと被害が自分の部屋だけでなく、壁を伝って他の部屋や階層にも拡大しやすく、近隣トラブルに発展するリスクもあるため早急な対応が求められます。
ネズミは繁殖力が非常に高く、放置すると短期間でネズミ算式に数が増え、被害が深刻化します。

この記事では、ネズミがマンションに侵入する原因や特有の侵入経路から、家庭でできる具体的な対策方法、管理会社への連絡の重要性、プロ業者に依頼する際の費用相場まで詳しく解説します。
正しい知識と対策方法を身につけ、ネズミの脅威から平穏な生活を取り戻しましょう。

  • マンションのネズミ特有の侵入経路と発生する原因
  • 自分でできる効果的なネズミ対策とグッズの正しい使い方
  • 管理会社への連絡の重要性と駆除費用の負担ルール
  • プロの駆除業者に依頼する際の費用相場と失敗しない選び方
目次

マンションにおけるネズミ被害の実態と原因

マンションは鉄筋コンクリート造などの頑丈な構造であるため、ネズミは出ないと思われがちですが、実際には多くのマンションで深刻なネズミ被害が発生しています。
ここでは、ネズミがマンションに侵入する理由や、具体的な侵入経路、そして放置した場合の恐ろしい危険性について詳しく解説します。
ネズミの生態を正しく知ることが、効果的で無駄のない対策の第一歩となります。

マンションにネズミが出る理由と生態

マンションのキッチンに潜むネズミの生態

マンションにネズミが出現する最大の理由は、彼らにとってマンションが非常に快適で安全な環境だからです。
ネズミは本来寒さに弱く、特に秋から冬にかけては暖かく過ごせる場所を求めて建物内に侵入します。
マンションは気密性が非常に高く、年間を通じて室温が安定しているため、ネズミにとって理想的な越冬場所となります。

また、各部屋のキッチンには豊富な食料があり、ゴミ捨て場も敷地内に常設されているため、エサに困ることはありません。
さらに、配管の隙間や天井裏、床下など、人間から身を隠して安全に巣作りできるスペースも豊富に存在します。
築年数が経過した古いマンションだけでなく、新築のタワーマンションであっても、近くで大規模な解体工事が行われたり、飲食店が隣接していたりすると、逃げ出したネズミが大量に侵入してくるケースがあります。
都市部の清潔なマンションでも決して油断は禁物です。

ネズミの繁殖スピードは非常に早く、たとえばマンションに多いクマネズミの場合、年に5〜6回も出産し、1回の出産で5〜6匹の子ネズミを産みます。
生後わずか数ヶ月で繁殖能力を持つため、たった1つがいのネズミが侵入しただけでも、1年後には数十匹から数百匹に増殖する恐れがあるのです。

実際の体験談として、「最初は夜中に少しカサカサと物音がする程度だったのに、仕事が忙しくて放置した結果、2ヶ月後には部屋の中にまで堂々とネズミが現れ、食品のパッケージや石鹸までかじられるようになった」という悲惨なケースは少なくありません。

ネズミは警戒心が強いため、普段は人間の前に姿を現しませんが、被害が目に見えるようになった頃には、すでに天井裏や壁の裏で大量に繁殖している可能性が極めて高いです。
早期発見と早期対策が、マンションでのネズミ被害を最小限に抑え、快適な生活を守るための絶対条件と言えます。

クマネズミについての詳しい話はこちらで解説しています

ネズミはマンションのどこから侵入するのか

マンションのエアコン配管の隙間から侵入するネズミ

ネズミがマンションに侵入する経路は、私たちが想像する以上に多岐にわたり、思いもよらない場所から入り込んできます。
ネズミは非常に体が柔らかく、500円玉程度のわずかな隙間(約1.5cm)さえあれば、頭の骨をすり抜けさせて簡単に通り抜けることができます。

マンションで最も多い侵入経路の一つが、エアコンの導入部です。エアコンの配管を通すために壁に開けられた穴(スリーブ)に隙間があったり、外壁のパテが経年劣化でひび割れて剥がれたりしていると、そこを入り口として室内に侵入してきます。
また、換気扇やキッチンの通風口の隙間、ベランダの窓のわずかな隙間なども要注意です。
特に、ベランダに生ゴミの入ったゴミ箱を置いている場合、匂いにつられてネズミが外壁や雨樋を器用に登ってきて、開けっ放しの窓や劣化した網戸の隙間から侵入することがよくあります。

さらに、マンション特有の厄介な侵入経路として、配管を伝って移動するケースが挙げられます。
キッチンやトイレ、お風呂場などの排水管や給水管の周りには、構造上の隙間ができやすく、ネズミはこれを利用して階下から上層階へと縦横無尽に移動します。

また、エレベーターのシャフト(昇降路)や配電盤のケーブル配線を伝って、高層階にまで到達することもあります。
「自分の部屋はこまめに掃除してきれいにしているから大丈夫」と安心しきっていても、隣の部屋や下の階の住人が不衛生にしていると、壁の裏や天井裏を伝って侵入してくることがあるため、個人の努力だけでは完全に防ぎきれないのがマンションにおけるネズミ被害の特徴です。

専門家の視点からも、ネズミ駆除の成否は「いかに正確に侵入経路を特定し、すべての隙間を物理的かつ頑丈に塞ぐか」にかかっていると言われています。
ネズミの侵入経路の特定方法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

マンションで発生するネズミ被害の危険性

マンションで発生するネズミによる配線被害とフン

マンションでネズミが発生すると、単に「気持ち悪い」「音がうるさい」といった精神的な苦痛だけでなく、私たちの生活を脅かす様々な深刻な実害をもたらします。

最も恐ろしいのが健康被害です。ネズミは下水道やゴミ捨て場など不衛生な場所を常に移動しているため、その体表や排泄物にはサルモネラ菌やハンタウイルスなど、多数の危険な病原菌が付着しています。(出典:厚生労働省:動物由来感染症)

ネズミが夜間にキッチンを歩き回ることで、これらの菌が食器や食材に付着し、それを口にした人間が食中毒などの重篤な感染症を引き起こすリスクがあります。
また、ネズミの体にはイエダニという吸血性のダニが寄生しており、ネズミが室内を移動したり天井裏で死んだりすることでダニが室内にばら撒かれ、人間が刺されて激しい痒みやアレルギー症状を発症するケースも少なくありません。
特に免疫力の弱い小さなお子様や高齢者、ペットがいるご家庭では、健康面での影響に細心の注意を払う必要があります。

さらに、健康被害だけでなく、経済的な被害も決して無視できません。
ネズミの歯は一生伸び続けるという特殊な構造をしており、常に何か硬いものをかじって歯を削る習性があります。
そのため、住宅の柱や壁紙、家具だけでなく、家電製品の電源コードやインターネットの通信ケーブルまで手当たり次第にかじられてしまいます。特に電源ケーブルがかじられて中の導線がむき出しになると、ショートや漏電による火災を引き起こす危険性が非常に高く、最悪の場合はマンション全体を巻き込む大惨事になる可能性があります。

ネズミ被害による漏電火災についてはこちらで詳しく解説しています。

実際に、ネズミが原因とみられる漏電火災は毎年報告されています。
また、天井裏に長期間排泄されたフンや尿が大量に蓄積することで、強烈な悪臭が発生し、シミとなって天井板が腐食し抜け落ちることもあります。
被害を放置すればするほど状況は悪化し、建物的資産価値を大きく低下させるだけでなく、修繕や原状回復にかかる費用も莫大な金額になってしまいます。

マンションでの確実なネズミ対策と駆除費用

マンションでネズミの被害に気づいたら、被害が隣人にまで拡大する前に、一刻も早く迅速に対策を講じる必要があります。
ここでは、自分でできる忌避剤などの対策グッズの正しい活用法から、管理会社への適切な連絡手順、そしてプロの専門駆除業者に依頼した場合のリアルな費用相場や負担区分まで、具体的なアクションプランを徹底的に詳しく解説します。

自分でできるマンションのネズミ対策

マンションのキッチンで自分でネズミ対策の罠を設置する様子

ネズミの足音が聞こえ始めたばかりの初期段階であれば、市販の対策グッズを使って自力でネズミを追い出したり、侵入を防いだりすることが可能です。
まず最も手軽に始められるのが、忌避剤(きひざい)の使用です。

ネズミはハッカやミントなどの強いハーブの匂いを極端に嫌うため、スプレータイプや燻煙(くんえん)タイプの忌避剤を天井裏やキッチンの隙間、家具の裏などに散布することで、ネズミを家の外へ強制的に追い出す効果が期待できます。
また、ネズミの通り道に粘着シート(ネズミ捕り)を敷き詰めて捕獲する方法も定番です。

ただし、ネズミは警戒心が非常に強いため、新しい罠や環境の変化にはすぐに近づかない習性があります。
そのため、粘着シートを設置する際は、ネズミの通り道(ラットサインと呼ばれる壁の黒ずみやフンが落ちている場所)を正確に見極め、数日間は罠の位置を動かさずに根気よく待ち伏せることが重要です。

ネズミを追い出したり捕獲したりした後は、二度と再発させないための徹底した環境づくりが不可欠です。
まず、ネズミの侵入経路となり得るエアコンのパテの隙間や換気扇の隙間、排水管の周りなどを、ネズミがかじり破れない金属製の防鼠(ぼうそ)金網や、専用の硬化パテを使ってしっかりと物理的に塞ぎましょう。

また、ネズミのエサとなるものを完全に排除することも重要です。
食品は出しっぱなしにせず必ず密閉容器や冷蔵庫に保管し、生ゴミは放置せずに蓋がしっかり閉まるゴミ箱に捨てるようにしてください。
盲点になりがちですが、ペットフードや観葉植物の肥料、仏壇のお供え物などもネズミの格好のエサになるため、夜間は片付けるよう注意が必要です。
部屋を常に整理整頓して清潔に保ち、ネズミにとって居心地の悪くエサのない環境を作ることが、自力での対策を長続きさせ、成功させるための基本中の基本となります。

ネズミが出たら管理会社へ連絡する重要性

ネズミ被害をマンションの管理会社へ電話連絡する様子

賃貸マンションや分譲マンションにお住まいでネズミの被害に遭った場合、パニックになって自分で勝手に駆除業者を手配する前に、まずは必ず管理会社や大家さん、あるいは管理組合に連絡することが非常に重要です。
マンションは多くの人が密集して住む集合住宅であるため、自分の部屋(専有部分)だけで徹底的な対策を行っても、マンションの共有部分や他の部屋にネズミの巣が残っていれば、すぐに被害が再発してしまいます。

管理会社に被害を報告することで、マンション全体の被害状況を正確に把握してもらい、ゴミ捨て場や配電盤、エントランスなどの共有部分の本格的な駆除や、建物全体での防鼠工事を計画的に実施してもらえる可能性があります。
また、隣の部屋がゴミ屋敷状態になっているなど、特定の住人の生活環境が原因でネズミが発生している場合、個人間で直接クレームを入れると大きなトラブルになるため、管理会社を通じて間接的に注意してもらうのが適切かつ安全です。

管理会社に連絡する際は、被害の状況をできる限り具体的に、証拠を添えて伝えることが大切です。
「いつ頃から天井裏で足音が聞こえるか」「キッチンのどの部分でフンを見つけたか」「かじられた食品や家具の跡はあるか」など、被害状況を証明できる写真や動画をスマートフォンで撮影して提出すると、管理会社も事態の深刻さを理解しやすく、迅速に対応してもらいやすくなります。

特に賃貸物件の場合、建物の構造上の欠陥(最初から壁に配管用の大きな穴が開いていた、外壁がひび割れていたなど)が原因でネズミが侵入したと認められれば、駆除や修繕にかかる高額な費用を貸主側(大家さん)が全額負担してくれるケースが多々あります。

しかし、事後報告で勝手に業者を手配して駆除を済ませてしまうと、因果関係の証明ができなくなり、費用の請求ができず全額自己負担となってしまうトラブルが頻発しています。
まずは管理会社へ相談し、今後の対応方針や業者の手配について指示を仰ぐのが、金銭的な損害を防ぐためにも最も確実な手順です。

業者にネズミ駆除を依頼する場合の費用相場

マンションのネズミ駆除を業者に依頼した際の費用見積もり

自力での駆除が難しいと感じた場合や、すでに被害が深刻で部屋の中にまでネズミが現れている場合は、迷わずプロのネズミ駆除業者に依頼するのが最も安全で確実な選択です。

マンションのネズミ駆除を専門業者に依頼した場合の費用相場は、部屋の間取りや被害の進行状況、施工内容によって大きく変動しますが、一般的な目安としては約5万円から25万円程度となります。
ワンルームから1LDK程度の単身者向けの広さで、被害が初期段階(まだ巣が作られていない状態)であれば、徹底的な調査・追い出し作業・簡易的な侵入経路の封鎖工事を含めても、5万円〜10万円程度で収まることが多いです。

しかし、2LDK〜3LDK以上のファミリー向けマンションで、広範囲にわたる徹底した防鼠工事(複数の侵入口の完全封鎖)や、天井裏に蓄積したフンの清掃・殺菌消毒・消臭作業が必要になる重度な被害の場合、15万円〜30万円、あるいはそれ以上の費用がかかることも珍しくありません。

間取り・被害状況 費用相場(目安) 主な作業内容
ワンルーム・1LDK(初期被害) 5万円〜10万円 調査・忌避剤による追い出し・簡易的な隙間封鎖・粘着シート設置
2LDK・3LDK(中度被害) 10万円〜15万円 徹底調査・捕獲作業・複数の侵入経路の防鼠工事・部分的な殺菌消毒
ファミリー向け大型(重度被害・巣あり) 15万円〜30万円〜 大規模防鼠工事・天井裏のフン清掃・全体的な殺菌消毒・消臭作業・死骸撤去

駆除費用の内訳は、主に「基本調査費(出張費)」「駆除・捕獲作業費(トラップや毒餌の設置)」「侵入経路の封鎖工事費」「清掃・消毒・消臭費」などの項目で構成されています。

この中でも特に総額費用を大きく左右するのが「侵入経路の封鎖工事費」です。
マンションの場合、システムキッチンの裏側や複雑な配管周りなど、人間が手を入れるのが困難な場所に隙間が隠れていることが多く、使用する特殊な資材や作業の難易度によって工事費が跳ね上がることがあります。

費用をできる限り安く抑えるための最大の秘訣は、被害が拡大して大掛かりな解体工事や消毒が必要になる前に、わずかな足音や少量のフンを見つけた初期段階で、いち早く業者に見積もりを依頼することです。
より詳しいネズミ駆除の費用相場と内訳は別記事にまとめています。

また、見積もりを取る際は、総額だけを見るのではなく「どの作業にいくらかかるのか」という内訳を細部までしっかりと確認し、後から不当な追加料金が発生しない明朗会計の優良業者を選ぶことが極めて重要です。

賃貸と分譲でのネズミ駆除費用の負担区分

賃貸マンションと分譲でのネズミ駆除費用負担の確認

マンションでのネズミ駆除において、その高額な費用を誰が負担するのかは、住んでいるのが賃貸か分譲か、そしてネズミが発生した根本的な原因によって法的な解釈が異なります。
まず賃貸マンションの場合、民法上、基本的には「貸主(大家さん・管理会社)」に建物を正常な状態で使用させる修繕義務があるため、建物の老朽化や構造上の隙間が原因で外部からネズミが侵入した場合、駆除にかかる費用は貸主負担となるのが大原則です。

しかし、借主(入居者)側に明らかな過失、例えば「室内に大量の生ゴミを長期間放置してゴミ屋敷状態にしていた」「ベランダの窓やドアを常に開けっぱなしにしていた」といった、善管注意義務違反が直接の原因でネズミが引き寄せられ繁殖したと判断された場合は、借主が駆除費用や原状回復費用を全額負担しなければならない厳しいケースもあります。
責任の所在を明確にするためにも、入居時の賃貸借契約書や特約事項をしっかりと確認し、被害に気づいたら被害が拡大する前にすぐ管理会社へ報告することが重要です。

一方、分譲マンションにお住まいの場合は、「専有部分(自分の部屋)」と「共有部分(廊下やゴミ置き場など)」で対応と費用の負担者が分かれます。
自分の部屋(専有部分)の内部で独立して発生したネズミ被害については、原則として区分所有者(居住者本人)が自費で業者を手配し、駆除を行う必要があります。

しかし、マンションのゴミ捨て場やエントランス、外壁などの共有部分からネズミが大量発生している場合や、マンション全体を通る縦管(配管スペース)がメインの侵入経路となっている場合は、マンションの管理組合に責任が問われ、毎月徴収されている修繕積立金や管理費から駆除費用が捻出されるのが一般的です。
分譲マンションでネズミが出た場合も、自分だけの個人の問題として抱え込まず、まずは管理組合や理事会に速やかに報告し、マンション全体での一斉調査や共有部分の駆除工事を理事会で提案することが、根本的かつ長期的な解決への一番の近道となります。

駆除業者を選ぶ際の注意点と選び方

マンションのネズミ駆除業者が天井裏を調査する様子

ネズミ駆除を業者に依頼する際、優良業者を正しく見極めることが非常に重要です。
残念ながら、ネズミ駆除業界には、消費者の不安や焦りに付け込んで不要な工事で法外な料金を請求したり、数日で再発するようなずさんな工事で済ませたりする悪徳業者が一定数存在します。

業者選びの最初のポイントは、「事前の現地調査と見積もりが完全無料で、かつ説明が丁寧であること」です。
優良な業者は、必ず天井裏や床下、水回りまで時間をかけてしっかりと調査し、ネズミの侵入経路や現在の被害状況をデジタルカメラ等の写真で見せながら、なぜその工事が必要なのか、どのような手順で駆除するのかを素人にもわかりやすく論理的に説明してくれます。

逆に見積書に「ネズミ駆除一式」などと大雑把にしか書かれていない場合や、「今すぐ契約しないと家がダメになる」と恐怖心を煽って即座に契約を迫ってくる業者は、悪徳業者の可能性が高いため絶対に避けた方が無難です。
必ず複数の業者(相見積もり)から見積もりを取り、担当者の対応や費用感、サービス内容を冷静に比較検討してください。ネズミ駆除の悪徳業者の見分け方についても知識をつけておきましょう。

もう一つの極めて重要なポイントが、「アフター保証(再発保証)の有無とその具体的な内容」です。
ネズミは非常に賢く執念深い動物であり、一度駆除して隙間を塞いでも、別の場所の壁をかじり破って無理やり再侵入してくる可能性が常にあります。

そのため、万が一期間内に被害が再発した場合に、無料で再調査と再施工をしてくれる「保証期間」がしっかりと設けられている業者を選ぶことが不可欠です。
一般的な優良業者であれば、数ヶ月から最長で数年の手厚い再発保証がついています。
ただし、保証には「今回施工した同じ侵入経路からの再発のみ対象」「新たな穴を開けられた場合は対象外」といった細かい免責条件が設定されていることも多いため、口約束ではなく、契約前に保証の適用範囲を保証書などの文書でしっかりと確認しておく必要があります。
駆除実績が豊富で口コミの評価が高く、施工後のアフターフォローまで最後まで責任を持ってくれる専門業者を選ぶことが、ネズミ被害という悪夢を完全に終わらせる最大のコツです。

高層階のマンションでもネズミは出る?(FAQ)

高層マンションにおけるネズミ侵入のリスク

タワーマンションなどの高層階に住んでいれば、「まさかこんなに高い場所までネズミは登ってこれないだろう」と、ネズミの被害とは無縁だと思われがちです。
しかし、実際には高層階であってもネズミが出現する可能性は十分にあり、決して安全地帯ではありません。

「うちは15階だから大丈夫」と油断してベランダの窓を開けっぱなしにしていたり、観葉植物を放置していたりすると、思わぬ被害に遭うことがあります。
ネズミ、特にマンションに多いクマネズミは立体的な移動や綱渡りが非常に得意な身体能力を持っており、建物内部の配管や通信ケーブル、エレベーターの昇降路(シャフト)などを器用に伝って、いとも簡単に上層階へと移動していきます。
建物内の人間には見えない裏側の隙間を利用して、1階のゴミ捨て場から最上階のペントハウスまで到達することも、ネズミにとっては決して珍しいことではないのです。

質問:10階以上の高層マンションに住んでいますが、それでもネズミ対策は必要ですか?

回答:はい、絶対に必要です。ネズミは排水管やエレベーターシャフトなどの縦穴を伝って上層階にも容易に侵入します。特に、ベランダに生ゴミが入った袋を放置したり、エアコンの配管穴のパテに隙間があったりすると、高層階であっても匂いにつられて侵入されるリスクが高まります。階数に関係なく、低層階と同様にエサとなるものを放置せず、わずかな隙間もしっかりと塞ぐ基本的な防鼠対策を徹底することが重要です。

市販のネズミ対策グッズは本当に効果がある?(FAQ)

マンションで市販のネズミ対策グッズを使用している様子

ホームセンターやインターネット通販で手軽に購入できる、超音波発生器やスプレー式のネズミ対策グッズですが、その本当の効果については疑問に思う方も多いでしょう。
結論から言うと、市販のグッズは「初期段階の軽微な被害」や「侵入予防」の目的であれば一定の効果を発揮しますが、すでに天井裏で大量繁殖している場合や、長期間住み着いて学習してしまったネズミを完全に駆除することは極めて困難です。

例えば、超音波発生器はネズミを不快な音で脅して追い出す効果がありますが、ネズミがその音に慣れてしまうと、数週間で平然と戻ってきてしまうケースが多々あります。
また、毒餌(殺鼠剤)も致死効果は高いですが、マンションの壁の裏や手の届かない天井裏でネズミが死んでしまうと、死骸から強烈な腐敗臭や大量のウジ虫が発生する二次被害のリスクが非常に高いため、プロではない一般の方の使用には大きな注意と覚悟が必要です。

質問:市販の超音波発生器や忌避スプレーだけで、ネズミを完全に駆除することはできますか?

回答:市販グッズだけで完全に駆除するのは非常に難しいのが実情です。
忌避剤や超音波は一時的にネズミを家の外へ追い出す効果はありますが、ネズミの侵入経路となる穴や隙間が空いたままであれば、匂いや音が消えた頃に何度でも戻ってきてしまいます。
市販グッズでネズミを追い出した直後に、パテや防鼠金網を使って物理的に侵入経路を完全に塞ぐ「防鼠工事」の工程をセットで行わなければ、根本的な解決には至りません。

マンションのネズミ対策は早期対応が鍵(まとめ)

ネズミ対策が完了した安心できるマンションの室内

この記事では、マンションにおけるネズミ被害の実態と原因から、自力でできる手軽な対策方法、管理会社への連絡の重要性、そして優良な業者選びのポイントや費用相場まで、幅広く詳しく解説しました。
マンションは気密性が高く、年間を通して暖かくエサも豊富にあるため、一度ネズミに侵入されると彼らにとって天国のような環境となり、あっという間に爆発的に繁殖してしまいます。

夜中の足音やキッチンでのフンなどのラットサインを見つけたら、「気のせいだろう」「そのうちいなくなるだろう」と放置せず、被害が他の部屋に拡大する前に迅速に行動を起こすことが何よりも重要です。
初期段階であれば、市販のグッズで追い出し、自分で隙間を塞ぐことで安価に解決できる可能性も十分にあります。

しかし、自力での対策に限界を感じたり、すでに配線をかじられたりする被害が出ている場合は、管理会社への早急な報告と、プロの駆除業者への依頼が最も確実で安全な選択と言えます。
プロの業者の駆除費用は安くはありませんが、漏電火災や深刻な健康被害などの甚大な二次被害を防ぐための保険・投資と考えれば、決して無駄な出費ではありません。

ネズミのいない安心で清潔な生活環境を一日でも早く取り戻すためにも、この記事で紹介した正しい知識を活用し、ご自身の状況に応じた適切なネズミ対策を今日からすぐに実践してみてください。
放置して後悔する前に、まずは現状の確認と管理会社への一報から始めましょう。

ネズミに関するよくある質問

ネズミはどこから侵入する?

ネズミは非常に小さな隙間から侵入できます。
特にマンションなどの住宅では、エアコンの配管の隙間や換気扇、配水管の隙間、開けっ放しの窓などが主な侵入口になることが多いです。
これらの隙間をパテや金網でしっかりと塞ぐことが、効果的な対策と被害防止につながります。

ネズミは昼間も活動する?

ネズミは主に夜行性であるため、活発に活動するのは夜間です。
しかし、人の気配がない時間帯や、安全な天井裏などであれば、昼間でも活動してエサを探すことがあります。
昼間にカサカサという音が聞こえた場合、すでにネズミが大量に繁殖している可能性があるため早急な駆除が必要です。

ネズミは自分で駆除できる?

初期段階であれば、市販の忌避剤や粘着シートを使って自分でネズミを追い出し、侵入経路を塞ぐことで駆除できる可能性があります。
ただし、ネズミは警戒心が強いため、完全に駆除するのは非常に困難です。
被害が長引く場合は、プロの駆除業者に相談することをおすすめします。

ネズミのフンを見つけたらどうする?

ネズミのフンにはサルモネラ菌などの病原菌が含まれているため、素手で触るのは大変危険です。
見つけた場合は、必ず使い捨ての手袋やマスクを着用し、アルコールスプレーで消毒しながら拭き取って処分してください。
フンがある場所はネズミの通り道なので、そこに粘着シートなどの罠を設置すると効果的です。

ネズミを放置するとどうなる?

ネズミを放置すると、繁殖して数が増えるだけでなく、病原菌による健康被害や、配線をかじられることによる漏電火災などの深刻な二次被害を引き起こす危険性があります。
また、フン尿による悪臭や建物の腐食も進むため、ネズミの気配を感じたら絶対に放置せず、すぐに対策を行うことが重要です。

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